例会・イベント情報（終了）

1月28日（火）、京都経済センター6-Ｃ会議室にて開催されました下京Ｂ支部1月例会は、

支部会員だけでなく、他支部やゲストを含め、80名を超える大盛況な例会となりました。

報告者は下京Ｂ支部所属、株式会社樹（タツキ）代表取締役の三谷大樹さん。

「人が繋がる組織を目指して」～皆が楽しく、夢を持てる会社を作ります。～をテーマに報告していただきました。

14歳で今の仕事に飛び込み、現在に至るまでの年表に沿って酸いも甘いも赤裸々に語っていただきました。

やる気とワクワクだけで独立し、猪突猛進で突き進んだ日々。

そして出会った現伏見支部会員である大谷さんという社員。

突き進んだ結果、自分で自分を追い込み、ふさぎ込んだ日々。

そして、大谷さんや奥様や周りの人々のサポートのおかげで復活。

ターニングポイントと呼ばれる時期には良くも悪くも必ず人がかかわっている。

ゆっくりとした口調で話される話の中に、三谷さんの神髄をみた気がします。

京都全研の直前月の例会ということもあり、全研で使用するグループ討論シートを使用し、私たちにとって「良い会社」とはなんですか？というテーマをもとに本番さながら討論が展開されました。

白熱するグループ討論が行われていたため、時間を押してしまうグループが続出し、参加者全員が本気の討論をされていたのが印象的でした。

「人として」すべての根源がこの一言にあります。人と繋がるのではなく、人が繋がる。

同じような言葉でも大きく意味が異なります。三谷さんの目指す経営者とは、人を大切にすることが大前提としてあります。経営者も従業員も一人の人として存在する。

人と人が自然と繋がり、輪が広がっていく。そして関わる全ての人が笑顔になり夢を持てる組織を目指す。

最後にVTRで流された「カネの為でなく、樹のメンバーと楽しく一緒に仕事を続けたいという気持ちが大きくなっている」と語っていた若手社員さんのひとことがこの例会の本質を物語っているように感じました。

経営者としてだけでなく、一人の人として、日々の日常においても、一番大切なものは何よりも人であることを再認識するきっかけになったと思います。

経営者として、人として、三谷さんの目指す組織のこれからが非常に楽しみになる大変良い例会だったと思います。

（下京Ｂ支部2020年1月例会　室長　北村電気㈱　　北村 耕平）