2023年度
2024.3.15 宇野明香さん入会!
3月15日(金)に南支部に入会されましたNPO法人happiness(ハピネス)理事長 宇野明香(ウノ サヤカ)さんのご紹介を石﨑がさせていただきます。
同友会との接点は2019年11月、南区役所と南支部合同で開催した南区民ふれあいカフェ『みなみなみなみ』での出会いでした。
https://www.city.kyoto.lg.jp/minami/page/0000260561.html

NPO法人happinessの代表を務める宇野明香さんは、子ども食堂の運営、コミュニティカフェのオープン、高齢者の居場所づくり、就労支援、女性用シェルターの開始など、京都市南区において複合的な取り組みを続けておられます。地域、企業、行政を巻き込みながら取り組みを広げている宇野さんの実践される姿に、ぜひ南支部に所属いただけたらと、共同推薦者である慶山さんと長らくお誘いしておりました。

念願かなって今回入会の決め手となったのは、6月に南区役所と南支部とで開催予定の区民参加型例会「あつまれ!みんなのカフェ」で登壇されることが決まったこと。
そして、2022年にスタートされた女性用シェルターでの困りごとである『働くこと』について、同友会に入会し地域企業とのつながりを広げ、解決したい思いがあるとのことでした。
ぜひ、見学や体験・実習を受け入れていただいて、就労につながるような取り組みが広がることを願っています。

そんな大活躍中の宇野さんを、皆さまどうぞよろしくお願いします。
(南支部 石﨑 信也)
2024年3月13日 南支部昼食会
報告者:山中浩史さん 有限会社山中紙工所 代表取締役
会場:グリーンリッチホテル京都駅南

今回は有限会社山中紙工所の山中浩史さんのお話でした。
印刷業を営んでおられ、中でも封筒・紙袋・手提げ袋を主に製造、販売されております。
1945年創業と歴史は古く山中さんも3代目社長として平均年齢40歳の若さ溢れる会社のリーダーとして日々ご活躍されています。

ただペーパーレスやDMの減少、郵便代の値上げ等々経営環境は決して明るいものではないとの事。
そんな中、紙を使った梱包材や特殊な素材(ふすま紙)の封筒、小判抜袋など新しい市場拡大に向けて経営努力をされている姿は我々同友会メンバーにも大きな刺激を与えてくれるものであります。

また山中さんは昨年、実践塾を受講されさっそく自身の考えや企業としての10年後の目指すべき姿を社員さんに発表されたとの事。
「創業100年の時に70歳くらいになるのでそれまで頑張っていきたい」と話される山ピーの姿がとても印象的な昼食会でした。
(南支部:佐川 泰之)
2024.3.9開催!みなみのマルシェ
マルシェでつながる地域との交流💑
2024年3月9日(土)昨年に引き続き、下殿田ガーデンにおいて南支部主催の『みなみのマルシェ』が開催されました。
このイベントは「下京・南まちなかアート」の一環で、マルシェの他にもあらゆる場所で作品展示・音楽演奏・スタンプラリーなどが行われていました。

同友会会員によるブース出展では、ワークショップ・雑貨の販売・食品や飲料の販売などを行いました。
来場された方の中には「去年買ったあれはあるかな?」とか「前もこれ買って美味しかった!」とおっしゃる方もおられ、このマルシェが地域に根差しつつあるのだな、と嬉しく思いました。

また今回は、さらに会場を盛り上げようとJOY OF DANCEさんという障害のある方たちのダンスチームに出演をお願いしました。
マルシェに参加の皆さんも一緒になって手拍子したり身体を動かしたりして会場を巻き込んでの楽しいパフォーマンスとなりました。

午後からは、小学生を対象とした『いちごパフェづくり体験』がありました。
一つひとつ丁寧に作り上げ、出来上がりを販売するという、子どもたちにとってはとても貴重な体験になったと思います。
大人たちもそんなパフェをいただき自然と笑顔があふれていました。

また来年も、このマルシェでより多くの笑顔が見られたらいいなぁと思いました。
(南支部 小原 敦子)
2024.3.14 南三代さん入会!
3月14日(木)に南支部に入会されました有限会社神田兄弟舎 代表取締役 南三代さんのご紹介です。

同友会入会のきっかけは株式会社一番の高橋聖宗さんです。
業務は牛乳・乳製品・洋日配・和日配商品の卸業、スーパー・百貨店が取引先で、全国に出荷されておられます。
以前は配送メインの業務内容だったのが、受注数増加により現在はピッキング、出荷がメインの業態に変化しています。
神田兄弟舎さんは従業員数49名、最近では大学生新卒採もされ、障害者雇用もされています。
採用はインディードをメインに使い、最近も求人募集をかけたところ1名募集に対して12名の応募があったとのことです。

現在は番頭さんの息子さんや南さんの息子さんも入社し、将来も安心な状況が整いました。
そんな南さんの現在の経営課題は従業員の定着だそうです。
神田兄弟舎の社名の由来は、創業された叔父様とお父様が兄弟で法人化したからとか。
南さんの社歴は29年、グループ会社で代表を経験され、一昨年の9月に代表取締役になられました。
人前で話すのが苦手とおっしゃる南さんのこれからのご活躍に皆さんご期待ください。
(南支部 森田陽介)
2024.3.6 田茂井宜哉さんご入会!
吉田雅己さんのご紹介で田茂井宜哉さんに入会いただきました。
内装工事をされていて、技術はお父さんから教わったとのこと。

お父さんといつまでも一緒というわけにはいかない。
体力的にもいずれはマネジメントに専念する必要があると考え、2000年に独立を決意され現在に至ります。
内装業界は職人さんがどんどん減ってきており、若い人に仕事の魅力を伝えたり、育てていかなければならないという問題意識も語っておられました。
大工さんのご紹介で吉田さんとお知り合いになり、同友会のことを知っていただき、南支部1月度例会に参加。
そのあとのオリエンテーションで入会を決めていただきました。
ご本人曰くもう少しゲストで粘るつもりだったんですけど(笑)とのこと。

人の話を聞くのが好きなのでグループ討論が好き。例会は積極的に参加したいとおっしゃっていただいています。
あと、お酒の場が大好きなので飲み会には遅れてもご参加されます。
これから大いにご活躍いただく田茂井さんをよろしくお願いします。
(事務局:西山一緒)
2024.3.4 本間あかねさん入会!
3月4日(月)、南支部の本田さん、村尾さんの共同推薦で本間あかねさんが入会されました。

本間さんは本社が舞鶴にあるKANSAI税理士法人の税理士として、京都市五条通り沿いにある京都事務所を支えられています。
本間さんのお父様はKANSAI税理士法人の理事長として代表社員を務められており、2年前に税理士資格を取得した本間さんは現在、お父様の後継者として日々まい進されています。
取材の中でKANSAI税理士法人の理念をお聞きしまして、その理念の中には【お客様の成長発展の為に奉仕します。】という言葉がありました。その言葉通りオフィスには顧問先様を応援サポートするグッズや写真等がたくさんあり、お客様を非常に大切にされている事が一目で分かりました。
本間さんの趣味は映画観賞、特にショートムービーが好きだそうで、上映のイベントにも足を運ばれるそうです。映画好きの私も趣味のお話しに興味深々でした!
そんな本間さん、同友会では今後も踏まえ経営について学んでいきたいという事でしたので、実践塾などでもぜひご活躍していただきたいですね(^^)/
皆さま新たな会員、本間あかねさんを宜しくお願いします!
(南支部:村井信介)
2024.2.21 石山孝史さん昼食会開催!
2月昼食会は石山テクノ建設株式会社 代表取締役の石山孝史さんにご報告頂きました。
石山さんは京都市にて京都市指定上下水道工事業を経営されていたお父様の元に生れました。
高校を卒業後にお父様の会社に入社され、京都市水道局の一級技術者という難関試験に合格されましたが、そのころお父様が突然のご病気により長期入院され、20歳の時に同社の経営者となられます。しかし2年間の赤字が続いたことで廃業を決意されました。
その後大手建設会社に入社され、25年務められた後に石山テクノ建設株式会社を創業設立されます。

石山テクノ建設さんは「構造物の医者」とご自身でおっしゃるように、新築工事をしない、構造物の補修・補強を担う建設会社です。
今後は後継者を育成し「この世に石山テクノ建設があって良かった」と言われる会社に発展させ、100年企業にという目標をお持ちです。
75歳になる時に事業承継をお考えでおられますが、南支部に支部移籍されたばかりの石山さんのこれからのご活躍が楽しみな報告でした。

(南支部:森田陽介)
2023.12.28 井上茂雄さんご入会!!
井上茂雄さんが、南支部の仲間になられました。
1976年9月1日生まれの47歳、生まれも育ちも太秦だそうです。

若い頃は本格的にバンド活動をされていました。
25歳ごろから大工修行をされ30歳に大工として独立をされました。
持前の腕前で超絶人気の大工さんだったそうです。
そんな井上さんの状況もコロナ禍で一変しました。
ウッドショックで材料が高騰した時、その時にお仕事をされていたビルダーさんのお客様へのあまりにもひどい対応に憤慨されました。
そして、お客様に安心、安全を与えられるビルダーとしての独立を決心されました。

宇治の地に2023年3月10日、株式会社stats living companyを設立されました。
お客様の生命と財産を守る必要基準として‘耐震等級3を全棟標準’、‘ZEH基準を上回る断熱性能’を掲げられ、家族みんなが「帰りたくなる家」つくりをされています。
座右の銘は「考えるな。感じろ!」byブルース・リーです。
企業理念に満ち溢れてる井上さん、どうぞよろしくお願いいたします。
(南支部:出野哲也)
2023.12.28井上 剛さん入会!
2023、年の瀬にご入会された合同会社Rmeetの井上剛さん。
ご実家は枚方でビジネスホテルを営まれ、ご本人は京都市内で同社の飲食業部門を担当されておりました。

森田陽介さんのご紹介で、現在はこだわりの「平井牛」を使ったカジュアル創作料理が愉しめる「ロジオク」を四条烏丸徒歩5分に。
とんかつやメンチカツがレトロな雰囲気で愉しめる「センターフライ」を木屋町で運営されています。

現在飲食業界全体のトレンドが映え(バエ)に偏っている状況をより五感で愉しんでもらえるような、おもてなしやお店作りに邁進。
創業3年、全員で25名ほどのスタッフの皆さんと一緒に京都で信頼されるお店にしたいと、力強く話されている井上さんの表情が印象的でした。
(南支部:稲葉 洋平)
2023.12.10 第100回記念 南区一斉清掃!
平成9年に「京都市美化推進条例」が施行されたのを機に、南区が率先して地域の美化に住民主体で取り組もうと、南区自治連合会が呼び掛けスタートした一斉清掃美化活動。
今回12月10日(日)が第100回となるにあたり、開始式では京都市 門川市長が開始に先立った挨拶をされました。また学区自治連合会長の皆さんや南区選出の府議・市議、南区長、警察などから多数参加され、100名を超える規模となっていました。

実際に参加された方の感想を聞きました。
普段は気づかないだけで細かいゴミが大量に落ちている。特にたばこの吸い殻や空き缶はあちこちに捨ててあり、変わったものだと保冷剤やミシンのケース、ベッド等も捨ててあり、手持ちの袋がゴミでいっぱいになるのがだんだん楽しくなってくる。地域の方と挨拶を交わし、普段出来ない体験ができ楽しく参加することが出来たという方も。

ゴミを拾い地域をきれいにすることはもちろん大切なのですが、一斉清掃で地域の人たちが集って無償でゴミ拾いをする事の本質は、ゴミを捨てない人を育てるということなのだと思います。いろいろと学びのある取り組みです。参加されたことがない方は一度参加してみてはいかがでしょうか。
南支部では、今後も南区一斉清掃・美化活動に継続して参加し、新たな発見や出会いに感謝し、幸せに暮らせる地域づくりに尽力し続けたいと思います。
(南支部:村井信介)
【長年携わり続けている山田さんよりひと言】
南支部として一斉清掃に参加するのは8年で27回目になります。このゴミ拾いを長年続けてきたことで、行政や自治会など地域の方と顔と顔が繋がり、南区基本計画策定委員や開建高校(旧塔南高校)学校運営協議会理事を任せていただけるようになりました。包括協定も締結し、地域の中で同友会の認知が広がり、アテにされる存在になってきました。これからも関係機関と連携を取りながら、幸せに暮らせる地域を作っていきたいと思います。

(南支部:山田正志)
2023.11.30 勝野晃洋さんご入会!
11月30日㈭、株式会社勝栄工業 代表取締役 勝野晃洋(かつのあきひろ)さんがご入会されました!

勝野さんが経営される㈱勝栄工業は2010年の設立。
足場工事をはじめ、イベントステージ設営等、多様な事業をされています。
実はお父様やお兄さんも同じ業界で活躍されており、勝野さん自身も長く携わっているため、お客さんはリピーターの方も多いんですと話されました。
ご入会に当たってのご紹介者は、中山麻利子さん(森田完さん)。
㈱コム・コーポレーションの求人情報サイト「ハロジョブ」への掲載について連絡をしてからの付き合いで、「それが26歳のときなので、森田さんとは知り合ってからかれこれ10数年になりますね。」とのこと。
現在は社員さんが1人ですが、近々インドネシアから3人を雇用するとのことでした。
以前にはベトナムの方も雇われていたとのことですが、その話はまた昼食会などの機会に・・・
同友会では青年部会にも同時に入会され、まずは支部や部会の事業に参加するところから段々と学んでいきたいと話されました。(ゴルフもされるとの話題では、横手支部長からまた是非行きましょう!という熱烈オファーも。)
バッジの贈呈は、事務所入り口の「チェリオ自販機」の前で。

手続の際、「明日がオリエンテーションなんです…」とお話したところ、なんと即決で翌日のステップ1にもご参加くださいました!
みなさま、これから勝野さんをよろしくお願いいたします!
(事務局 栗原 萌乃香)
2023.11.15 金田亮平さん昼食会開催!
11月の昼食会は京野菜とお肉の韓国居酒屋 Mansoh(マンソウ)の代表 金田さん。
金田さんは京都生まれ京都育ちの40歳。
体を動かすのが好きで、ちょっとした特技は毛筆、店のメニューなどもご自身で描いておられます。

金田さんは食品会社に就職し、その後お父様と一緒に土木のお仕事をされます。
現場の合間に、いとこの焼肉屋「韓国さくら亭」のお手伝いをすることに。
それが飲食との出会ったきっかけです。

お父様の「身内に世話になるのはら30までにしとけ」という言葉に背中を押され、独立を決意されました。
Mansohという屋号はお父様の会社 万創建設工業から名付けられたそうです。
お客様に対して心掛けているのは、「数ある飲食店の中から選んでいただいたことに対する感謝の気持ちを常に持つこと。」
従業員さんにも同じ意識を持って頂いています。

同友会へは南支部 森田さんの紹介で、例会にゲスト参加した際に熱を感じたので入会されました。
色々な方と繋がって、お店にも来てもらい、自己・自社成長に活用していきたいと語る金田さん。
報告をお聞きし、金田さんの真面目さと熱い想いをひしひしと感じました。
(南支部 松本 裕嗣)
2023.10.31 上野喜代孝さん入会!
10月31日㈫、菊水引越センター株式会社 取締役部長 上野喜代孝さんがご入会されました!
菊水引越センター株式会社からお2人目のご入会となります。

菊水引越センターは元々、山科で國友さんのご祖父様が1964年に創立されたぎおん菊水運送株式会社が前身。
トラック業も、引っ越し業も担っておられましたが、顧客を増やしていく流れの中で業務分担し「菊水引越センター」は営業会社として分社されました。
証として、今でも事務所には「ぎおん菊水運送株式会社」の古い看板が。
上野さんは、10年ほど前より菊水引越センターと取引をしておられ、後継者がいないという状況を聞き、のちのち後継者を担うとして10月に菊水引越センターに取締役部長として入社されました。
上野さんは、まだ例会にご参加されていないとのことで、まずは事業に参加するところから支部や同友会の雰囲気を分かっていき、福利厚生や黒字経営等々の経営の部分を勉強していきたいと語られました。
バッジ贈呈は、清水寺や南座の見える屋上からパシャリ。
みなさま、これから上野さんをよろしくお願いいたします!
(事務局:栗原 萌乃香)
2023.10.31 遠藤 真さん入会!
10月31日(火)BAR BARCA(バー バルサ) 代表 遠藤 真さんが南支部に入会されました!
遠藤さんは、美容師→洋服店→祇園の派遣会社でヘアセットのお仕事を経て、2020年3月にBAR BARCAを開店されました。
お手軽に行けて、楽しめる・騒げるアフターバーとしてカラオケ、ダーツも楽しめるそうです。
ご自身で市場を分析されてターゲット層を絞り、コロナ禍でも繁盛するお店として成功され、コロナ禍が開けた現在でもとても繁盛しておられます。
趣味は釣りで宮津までイカ釣りに行かれるそうです。
今後は『個性的な方、面白い方との出会いを求めて楽しみたい』と話されておりました。

とても聡明で熱意のある遠藤さんを、皆様今後ともよろしくお願い致します!
(南支部 松本裕嗣)
2023.10.18 松本裕嗣さん昼食会開催!
10月18日(水)グリーンリッチホテル京都南にて毎月恒例、南支部昼食会が開催されました。
今回の報告者は株式会社松本電機製作所の松本裕嗣さん。

株式会社松本電機製作所は明治40年創業の老舗製作所です。
元々はモーターの製造・メンテナンスから始まり、主に国鉄の電車に使われるモーターの整備などを請け負っておられました。
現在では制御盤や高圧受配電設備、ロボットや画像検査システムなど新しい事に取り組んでおられ、色々な業種の色々な機械の監視や、管理、業務の効率化を良くするシステムを作っておられます。
従業員さんに対しても松本さんが積極的にコミュニケーションや意見の聞き取りを行っており、よりよい職場環境づくりを目指している会社だと感じました。
ゆくゆくは五代目を継承される予定の松本さんは、会社の歴史を大事にしながら5年後10年後の未来を考えておられ、将来有望な素晴らしい方だと伝わってきました。

今回も南支部らしい、楽しい昼食会となりました。
(南支部 花田 類)
2023.9.27 (株)西川製作所へ会員訪問
株式会社西川製作所(本社工場)、西川幸雄さんを訪問しました。
西川さんは現在、西川製作所の常務取締役としてご活躍されています。西川製作所では 4つの工場があり、今回は本社工場を見学させていただきました。工場が複数ある理由の一つとして、メーカーが工場視察に来られた際に他メーカーの機密情報を守るといった理由もあるそうです。

西川製作所では主に産業機械の製造、組み立て、据え付けをされています。訪問時はスリッター(フィルムをまく機械)を組み立て製造されていて、幅 6m、⾧さ数千~数万mほどのロールを巻くことができ、必要に応じてカットまで行える機械を製造されていました。材料を大型化する事の利点として、端材を減らす事に繋がりコスト削減にも繋がるとの事。 製造の大きな流れとしては大手メーカーが設計した機械の工程の一部分の製造をされています。(今回の例では西川製作所でスリッターを製造、その前後には別の会社がフィルムを製造したり等)。また、西川製作所で組み立て製造を担っている各パーツは別の会社(株式会社 JPF など)が製作されたものを組み立てされていて、一つの産業機械の製造にたくさんの会社が携わっています。

西川さんは、新しい技術を積極的に取り入れていかないと先はないと語られています。技術の進化や外部環境の変化と共に製造の需要も変化します。スリッター製造の前はパソコンなどの電池、その前は液晶を作る、古くまで遡ると百人一首のカードに紙を貼る機械を作っていた…といったように常に製造する物も変化し、またその変化を恐れずに新たな仕事に挑戦し続けておられます。

西川製作所は先代のお父様が作られた会社で、西川さんが 30 歳くらいの時に亡くなられ、西川さんの兄(⾧男)が社⾧、兄(次男)が専務、西川さんが常務として会社を継承されました。当時は二世という事で周りから舐められ苦労する事もあったそうです。そんな状況を変える為に、時には社内で反対があっても筋の通っていない得意先から身を引くなど大きな決断をされてきました。熱意があれば新しい仕事先は見つかると語られています。 西川さんは同友会の学びを自社に生かそうと工夫されています。製造業の職人として幼少より⾧年働いてきた兄は同友会というと拒否反応がある為、言葉を置き換え社内みんなで討論し理念を作り上げる事で組織を成⾧させておられます。
(南支部 林孝彦)
2023.9.22 南支部9月度例会開催!
9月22日(金)京都経済センターにて、祇園コンサルティング代表 漆原和仁さん報告によるハラスメント対策例会が開催されました。

今回の例会はいつもと趣向が違いセミナー型の例会でした。
初めて聞いた時はどんな形の例会になるのか想像がしにくかったですが、いざ受けてみると自分のハラスメントの知識が何年も前で止まっている事に気づかされました。
ハラスメントも細分化されて本当に対応等が難しく感じました。
報告、グループ討論を通して感じたのは日頃から社員とのコミュケーションが必要不可欠だということ。
やはり人と人なので、悩みや考えは違います。
その中でどれだけ悩み等を拾いあげていくかが大切に思います。

例会は勉強ができる会ですが、経験を共有するだけじゃなく、今後は社会の情勢などに伴いこのような”今”を知る例会も必要なのではないかと、経営者として考えさせられる新たな例会でとても面白かったです。
(南支部 慶山大輝)
2023.9.20 谷口 周さん 昼食会開催!
9月20日(水)グリーンリッチホテル京都南にて毎月恒例、南支部昼食会が開催されました。

今回の報告者である京都キッズマネースクールスタートグロース校 代表の谷口周さんは、4歳~12歳の子供を対象にしたお金を学ぶ教室を運営されておられます。
キーワードは 『子供たちの心豊かな未来への貢献』

ここに至る経緯として、ご自身で飲食店の経営から、保険会社への転身を経ていく中で、お子さんにお金で不自由しないでほしいという願いを持たれます。
そもそも、学校では金融教育をしてくれない、金融教育をする場所がない事に対してご自身で行動する選択をされました。
「お金はありがとうと交換するもの」この考えを元に、小さいころからお金と向き合う活動を思い続けておられます。

これから大阪にも事務所を出され、ますますご活躍される谷口さんにご注目下さい。
(南支部 森田 陽介)
2023.9.1 寺本 桂史さん入会!
9月1日(金)株式会社WORLD専務取締役 寺本 桂史さんが南支部入会となられました!
㈱WORLDさんは解体工事業・産業廃棄物のエコリサイクル業を主な事業内容とされており、寺本さんはアスベスト調査(建築物石綿含有建材調査)の資格も有しておられます。

以前は寺本さん、賃貸業やバーテンダーのお店を切り盛りされていました。
しかしバーテンダーの昼夜逆転生活で体調を崩され、現在の㈱WORLDへ入社。
もともと寺本さんのお父様と弟さんで創業された㈱WORLDですが、現在は代表取締役を弟さんである篤嗣さんが務められ、寺本さんは専務取締役としてご兄弟で大変仲良く経営されているとの事です。

『他の経営者さんの話を聞く事ができる同友会で、会社の成長と共に自分自身も成長していきたいです。』満面の笑みと共に寺本さんの今後の抱負を頂きました。

みなさま、笑顔が素敵な寺本さんをどうぞよろしくお願いします(^^)/
(南支部 村井信介)
2023.8.23 座間 隆史さん昼食会開催!
8月昼食会の報告者は株式会社チェリオコーポレーションの座間隆史さん。
今年の1月に同友会に入会されました。
皆さんの記憶に新しい、去年11月のLGBTQのチェリオ例会とは全く違った切り口で、今回は昨今の物価高のなかでも「チェリオの100円の秘密」をお話いただきました。

安かろう、悪かろうではなく、高品質かつ低価格の秘密
①垂直統合型経営・・製品の製品から生産、販売にいたるまで一社で統一
ペットボトルをレジンから自社工業で製造
②スマイルカーブの実線・・収益性の高い開発に徹底的に投資し
販売の効率化を徹底的に追求
③ドミナント戦略・・工場近くにエリアを集中し、物流効率を適正化し、コストを抑える
④CMを打たないため広告費が0

最後に将来の展望として、南区の自動販売機を全部チェリオに変える!と熱く語っていただきました!!
当日の昼食会会場は満員御礼で席が足らないほどでしたが、みんな座間さんの話に真剣そのもので、グループ討論もしたいくらいでした。
(支部長 横手はゆか)
2023.8.23 梁瀬 篤人さん入会!
8月23日(水)株式会社Paletteの梁瀬 篤人(やなせあつと)さんがご入会となりました。
梁瀬さんは南支部昼食会会場で御馴染みのグリーンリッチホテル京都南1階のレストランPaletteを運営されています。
また、吹田市でヨガやエステなど、こちらは奥様が中心に経営されています。

この度、社員さんを雇用することになったそうで、梁瀬さん自身、経営者としての勉強をしたいとの思いから入会を決められました。
今後は、障がいのある方のレストランでの体験実習や雇用も、前向きに考えられています。
また昼食会以外にも、レストランを活用してイベント等をやりたいとおっしゃってますので、ご提案いただければと思います。
今後とも皆さま、梁瀬さんをよろしくお願いいたします!
(南支部 石﨑信也)
2023.8.1 小倉谷 真由美さん入会!
小倉谷真由美(おぐらやまゆみ)さんは、放課後等デイサービスの事業を伏見区向島に2施設、深草に1施設にて経営されており、京都中小企業家同友会は8月に南支部にご入会されました。

いわゆる普通の学校ではうまく学習したり生活したりすることが難しい児童や発達に特性のある児童をサポートする通所施設である放課後等デイサービスで、日々児童に接する中で生まれてくる課題や疑問やひらめきを療養ツールの開発、販売に繋げて、全国の施設に広めていくことに挑戦をしておられます。

皆さま、そんな新会員の小倉谷さんをどうぞよろしくお願いします。
(南支部:稲葉洋平)
2023.7.26慶山さん例会レポート!
7月南支部例会は、南支部イチ人望のある㈱ケイヤマ商店の慶山さんセルフプロデュースの報告例会となりました!
若かりし頃の振り返りでは、様々なアルバイトを経験することで見識を広め洞察力を養っておられたお話しに、今の慶山さんが形成されたことに深く納得しました。

家業に就いてからも、抜群のバランス感覚で社長であるお父様とは切り口の違う営業スタイルで新たな受注先を開拓し、売り上げを伸ばし続けるお話しは、今の慶山さんを見ていれば納得でした。

また、家業の古繊維選別業とは別のインバウンド需要を見越したゲストハウスに進出したお話しでは、世界中を不況に陥れたコロナを、またもや卓越した判断能力と優れた洞察力から導き出されたアイデアを次々と実行される事で、苦難の時期を乗り越えました。
コロナ禍が落ち着いた今、世界的な予約サイトから絶大な評価を受け、まさに追い風に乗った状態を突き進んでおられます。

元々、ご自身はネガティヴな思考であったとお話しされておりましたが、同友会での学びや人との出会いの中でポジティブに物を捉える事ができるようになったと、ご自身の変化にも触れられていました。
同友会を如何に活用するかという事の本質を改めて教えて頂きました。
慶山さん報告ありがとうございました!
(南支部 武藤 康司)
2023.7.19 佐川泰之さん昼食会開催!
7月昼食会の報告者は株式会社京都電子の佐川泰之さん。
1965年生まれの58歳、同友会には昨年の10月に入会されました。
趣味は読書、スキー、カヤックで、しばしば琵琶湖で日の出を見られているそうです。

株式会社京都電子は半導体・電子部品・制御部品の商社で、お父様が創業された会社です。
将来は会社を継ぐことを視野に入れ、大学卒業後は他社に勤められていました。
お父様がご病気になられたことをきっかけに入社し、お父様が亡くなられた後、事業承継されました。

事業承継された当時は売上を上げたい一心で、苦労されたこともありました。
しかし、お客様のご要望を聞き続けられたことが評判になり、海外ネット通販会社から業務委託されることになり、現在はそちらの事業が売上の多くを占めています。
47歳で新社屋を完成された時に入社した新しい社員さんが事業展開のきっかけになったそうです。
そのタイミングで株式会社山崎製作所を引き継がれ、半導体製造装置の設計開発と製造も手掛けられることになりました。

今後は、株式会社京都電子は製造業へのシフト、株式会社山崎製作所は株式会社京都電子と連動した新たなビジネスモデルを考えておられます。
各々の役割で社員さんが平等に働ける環境作りも目指しておられます。
夢は、亡くなる前日まで一生動き続けていくことだとか。
今年度実践塾に入塾される予定で、頑張りたいと仰っていました!
(南支部 清水大介)
2023.6.14 花田類さん昼食会開催!
6月14日(水)グリーンリッチホテル京都駅南で昼食会を開催しました。
今回の報告者は、昨年5月にご入会された合同会社LB-RISE 代表の花田 類さん。

不動産賃貸業を主として、飲食店や食品加工業なども営んでおられます。
飲食店は花田さんの祖父君が、昭和43年に京都駅前でラーメン屋を開業された時の屋号を家族で受け継いで来られ、現在も居酒屋として繁盛しておられます。
私も何度か訪問しまして、アットホームで家族の絆が感じられる素敵なお店だと思いました。
経営方針も、お客様を待っているだけの飲食店ではなく、自ら売り込める食品加工業に挑戦され、今では九条ネギや宇治茶の入った七味唐辛子や地元の商品を詰め合わせてお土産セットとして販売されています。

これからの夢は地域貢献に繋げるために地元のB級グルメをもっと知ってもらいたいので、マルシェやイベントに積極的に参加したいと語られておられました。
始終和やかな雰囲気で時折滑りがちな笑いがあり、花田さんのお人柄がよくわかる昼食会でした。
(南支部 坂田 剣)
2023.7.11 森 紀尚さん入会!
森 紀尚さんご入会に伴い、7月11日 10時30分から上鳥羽にある株式会社田中建工さんにお邪魔いたしました。

田中建工さんは「頬ずりしたくなる家」をコンセプトに、木材を活かした優しくオシャレな家作りをしています。
なかでも、保育園は園児が楽しく保育園生活を過ごしていることをイメージできるほど、暖かい作りでした。
色々お聞きしている中で森さんから、田中建工は世襲制では無い、というお話がありました。
そのお話をお聞きしてふと、これから自社で起こりえる後継者、引き継ぎの問題を思い出しました。
森さんからこれから、色々と教えていただきたいなと思いました。

続いて森さんからは、婆娑羅つぎ(ばさらつぎ)という木材の繋ぎ方を説明してもらえました。
釘等を一切用いずに、複雑なパズルのように木材同士を結合する伝統継手の技法。
婆娑羅つぎのように、チームワークバッチリな南支部になっていきたいものですね。

楽しいお話しを聞きながら、無事入会手続きも完了いただきました。
集まった南支部のみんなで、これからの会社訪問のあり方について、意見交換も出来ました。
これから先も、みんながみんな参加しやすいミナミになるようにしていきたいものですね。
株式会社田中建工 森さん、本日はお忙しい中、楽しいお話しと説明ありがとうございました。
(南支部 花田 類)
2023.6.22 南支部設立50周年記念式典及び祝賀会開催!
1973年6月22日に南支部が設立され、50周年を迎えた日に都ホテル 京都八条にて123名の参加にて周年記念式典及び祝賀会を執り行いました。

開会に先立ち、前回の40周年記念事業以降にお亡くなりになった、京都同友会の生みの親である、橋本嘉雄さん(京都板硝子株式会社・南支部在籍)へ参加者全員で黙祷を行いました。
並川哲男南区長をはじめ京都市立塔南・開建高校・尾崎校長、京都府立鳥羽高等学校・宮島校長、南区の金融機関3行(京都銀行・京都中央信用金庫・京都信用金庫)を来賓としてお招きし、祝賀会も最後までお付き合いいただきました。
記念式典では、南支部在籍30年以上の永年会員12名の表彰も行われ、感謝状と記念品を贈呈致しました。

南支部50周年~受け継ぐ思い60周年(みらい)へと題し、30周年、40周年、50周年それぞれの周年時の支部長と40周年から50周年の南支部の変換期の支部長のパネリストによるパネルディスカッションが行われました。それぞれの時代の支部長が時代に合わせて支部運営を行ってきたお話は、私も含めて、現在では当たり前のこととしてきていることも当時は苦労して改善されてきたおかげなのだと先人達への感謝の念と歴史を感じさせられました。パネルディスカッションの締めは今期支部長の私から未来思考のメッセージを求められ、10年後は役所、学校、金融機関との連携も更に進み、南支部も更に発展し、今よりももっと²「頼られる存在」になり「みなみはもっと²よくなる!」と宣言しました。
祝賀会では、会歴の浅い会員による自己紹介PRをしてもらい、その後「CHURA」による沖縄島唄演奏で盛り上がり盛会となりました。

南支部の歴史を振返り、未来へと繋ぐ大切なこの周年事業を、西川幸雄実行委員長をはじめ南支部一丸となって盛り上げてくれた南支部のみんなへ感謝の念に堪えません。
南支部が設立されたとき、私は生後1か月弱でした。南支部と同い年であることに何か不思議な縁を感じています。南支部の益々の発展を祈念いたします。
(南支部支部長 横手はゆか)
2023.6.7 那須 徹朗さん南支部移籍!
6月7日、南支部へ移籍された社会福祉法人こみち福祉会 那須理事長と森下事務長にお会いしました。
運営されている「カフェ&スパイスカレーDOPPO」さんでカレーを頂いたのですが、スパイスの効いた本格的なカレーで、スパイスと素材の味をしっかり堪能でき、とても美味しかったです。

皆様もぜひ美味しいDOPPOさんのカレーを味わってみて下さい!
(南支部 花田類)
その後、法人の歩みや地域と企業の今後の連携方針について意見を伺いました。

会歴は長いのですが、これまであまり同友会活動には関わってこられなかったそうなので、これからは福祉系の事業所さんもたくさん在籍されている南支部で、共に学んでいただければと思います。
(南支部 石﨑 信也)
2023.6.7 山中浩史さん入会!
6月7日に山中浩史さん(有限会社山中紙工所 代表取締役)が入会されました。
山中さんは右京支部の高畠さんと、南支部の西川直樹さんの勧めで同友会に入会されることとなりました。
山中紙工所さんの事業本部は南区にあり、そこで山中さんは従業員の方と共に汗を流しておられます。
事業内容は社名の通り紙の加工、主に紙の断裁、ロール紙からそれを印刷・加工した製袋まで、幅広い紙の加工製品を製造されています。

そんな山中さんですが、先日開催された南支部50周年記念事業にも参加され、新会員さん紹介コーナーでは「私の事は『山ピー』と呼んでください。」と、実直さの中に愛嬌も兼ね備えられています!

実践塾も受講される予定で、今後同友会にも積極的に参加していかれるとの事ですので、ご活躍に乞うご期待です。
山ピーさんこと、真面目だけど親しみやすい新会員の山中浩史さんを皆さまよろしくお願いします(^^)/
(南支部 村井信介)
2023.5.30 南支部グループ長研修会 参加レポート
日 時:2023年5月30日(火)18時半~21時
場 所:経済センター6-B
報告者:鈴木 健太郎さん(有限会社住宅ケアサービス 代表取締役)
松川 倫子さん(株式会社TWINKLE STARS 代表取締役)
共に兵庫県中小企業家同友会 東神戸支部所属

5月の南支部例会は今期横手支部長が期初に方針として掲げた中でも一丁目一番地の「グループ討論を変える」を目的としたグループ長研修会でした。
その横手支部長自らお声掛けして実現した今回の研修会。
同じ同友会でも先駆的な取り組みでグループ討論を活性化されている兵庫同友会の東神戸支部より鈴木さん、松川さんのお二人を講師としてお招きして、始めは鈴木さんよりグループ討論の本来の目的やグループ長の役割、グループ発表者の役割を東神戸支部での実践報告も盛り込みながら分かりやすく講義頂きました。
時間にして僅か20分程の講義でしたが同じ同友会でもここまでグループ討論に対する取組が違うのかと驚きの連続でした。

印象深かったのは事前準備(相手を知る)とグループ長と発表予定者とのすり合わせの重要性とタイムマネージメントの重要性(3層に分けて深めて行く)でした。
私自身もグループ長のお役を頂いた際は事前に同じグループメンバーの業種や規模感等を調べる事はしていましたが、発表者まで事前に決めて事前に打ち合わせをすると言う発想は有りませんでした。
講義の後は同友会らしく「即実践!」でグループ討論が実施されました。同じグループ討論テーマ、同じメンバーでグループ長と発表者を変えて20分×2回。
今回は同じ南支部会員同士だからこそ事前にみんなの事を知っているのでスムーズに討論に入れましたが、同じテーマで2回討論する事でグループ長や発表者の個性も出て面白かったです。
グループ討論の後は「フィードバックシート」にグループ長、発表者に良かった事、改善すべき点を記入して、自分の言葉で相手に伝えると言う事も実施しました。
これも凄く斬新で他己評価を直ぐに聴けると言うのは聞く側も伝える側もとても勉強になると感じました。

最後に松川さんより、まとめ講義として「グループ長の経験をいかに自社に生かすのか」と言うテーマでご報告頂き、グループ長で培った事は営業活動として普段お客様と話している事と同じだと・・・。
初めてのお客様と商談する際は先ずは相手を知る、その後は色々と出た要望や意見を取りまとめてクロージングする。
本当にそうだなと思いました。
今回の内容は全て営業活動だけではなく自社内の会議にも活かせると思いました。
今回は支部会員限定開催で30名強の参加でしたが参加者全員が真剣にお二人の話に耳を傾け、グループ討論では適度な緊張感を持ちながら白熱したグループ討論が出来たことが一番の収穫だったと思います。
私自身もグループ討論って楽しいなと久々に感じました。
鈴木さんがグループ長や発表者が一番の役得だ!と仰ってましたが今回の研修会に参加した全員がその役得を持ち帰れたと思います。
企画頂いた横手支部長、そして遠方よりお越し頂きました鈴木さん、松川さん有難うございました。
(南支部 紺谷 圭佑)

懇親会も盛り上がり⤴
2023.5.26 夕食会開催!
5月26日(金) 南支部 金田さんのお店、「京野菜とお肉の韓国居酒屋Mansoh(マンソウ)」にて、南支部夕食会が開催されました。
今回の報告者はなんと!事務局員の栗原萌乃香(くりはらほのか)さんです。
栗原さんは2022年に入局。現在は南支部、上京支部、下京B支部、文化厚生委員会、政策委員会など多数の支部や委員会を担当されています。

栗原さんの趣味は『歩く・食べる・描く』。特に絵の才能はピカ一です。
出身は原風景がとても美しい、紅花が名産の山形県白鷹町。
幼少期はそんな地域のつながりが密接な地元で、地域に見守られながら育ったそうです。

高校卒業後の進路選択。
当初はデザイン分野に興味がありましたが、しかし一歩立ち止まり、自分がしたいことは何かをもう一度自問自答されます。
地元での人口減少、担い手不足、過疎化。栗原さんがたどり着いた答えは『地域』を学ぶことでした。
新たな地で地域を学ぶ事を決意され、龍谷大学政策学部へと進学されます。
一回生の頃から農家さんや子ども食堂のお手伝いなど、栗原さんはボランティアや様々な活動を通じて地域コミュニティについて学びを深められました。
大学での取り組みを通じ、地域課題・社会課題の多さに気付くと同時に、地域に元からあるような小さな思いやりや助け合いの行動で解決できることも多いことを学んだと話されました。
就職活動時期。心の中にあった『地域に携わる仕事』とは何なのかで立ち止まります。
そのタイミングで、『アフリカドッグス』の中須俊治さんとの出会いをきっかけに伏見支部の「キャップストーンプログラム」に参加されます。
そこでは答えのない問いを追求し、互いに学び合う経営者の姿がありました。
それが大きなきっかけとなり、京都中小企業家同友会に入局することに。

入局後、まず驚いたのは支部や委員会など組織の多さ。
しかしなによりも印象深かったのは『労使見解』や『人を生かす経営』をはじめとした、同友会の考えの深さでした。
報告の括りでは「同友会には常に学びを忘れない、カッコいい経営者さんの姿があります。
そしてまた地域に関わる理由、地域の力を発見できる場所であり、そのことを伝えながら、今後も誰もが幸せに暮らせる地域づくりを目指していきたいです。」と栗原さんの熱い想いを語って下さいました。
自分のくすんだ心が晴れるような報告と、おもてなし溢れる美味しい料理で本当に素晴らしい夕食会となりました。

栗原さんと共に、南支部や我々が幸せな地域づくりの核となれるよう、みんなで頑張っていきましょう(^^)/
(南支部 村井信介)
2023.5.25 昼食会レポート!
報告者 牛串屋 串いち オーナー 堤 紘平さん
今回昼食会にて報告された堤紘平さんは1992年9月生まれの30歳、同友会には昨年の5月に入会されました。

また堤さんのお兄様は南区十条にある焼き肉銘特屋を経営されており、山科支部に所属されております。
紘平さんは串いちを2019年1月11日にオープンされました。
お店の近くには任天堂やローソンがあり目印になります。
お料理は牛串がリーズナブルな値段設定で楽しめるとの事です。

お店をオープンするも翌月の2月にコロナ禍となり、一時はどうなるかと心配されましたが、以前のお仕事も接客業で何万人の方と関わってこられた経験と持ち前の明るさで、従業員の方と団結してピンチを乗り越えて来られました。
その結果大きく売り上げも落とすことなく、今日まで業績を伸ばしてこられました。

お店は他にも木屋町に餃子専門店【餃子Haaan‼】を運営されていて、塩餃子が売りとの事。
今年の6月にも六地蔵に鉄板焼きをオープンとコロナ禍からの逆境に負けることなく、凄い勢いで拡大されてます。
そんな堤さんはこうおっしゃいます。
『お金持ちより信用持ち。お客様の為、従業員の為、家族の為に全力で頑張ります。目標は1年に1店舗のお店を増やす事です。』
報告括りの言葉では、同友会では信頼を深め、人脈を増やし会員の皆様と南支部を盛り上げて行きたいです‼と力強い言葉を頂きました。
(南支部 山本 芳久)
2023.5.12 みらいじゅ(株)へ会員訪問
経営者の前田さんと管理者・サービス管理責任者の毎田さんに会おう!と、みらいじゅ株式会社さんを訪問しました。
みらいじゅさんは就労継続支援A型事業所を経営し、洗浄されたバスタオルとフェイスタオルを検品し、畳んで出荷する事業をされています。
一人に依存しない仕事を目指し、チームを組んで障がい者の方々が働いています。

就労継続支援A型事業所は、一般就労に向けて訓練の場所で事業所と雇用契約を交わし、国からの補助もあります。
A型事業所は全国の同友会から広がっていったそうで、製造系の事業と相性がいいとのこと。
ところで、法定雇用率とは、企業や国・地方公共団体が達成を義務付けられている障害者雇用率のことで、企業の法定雇用率は2.3%なので43.5人以上に1人です。
A型事業所の利用者は、もっと働きたい方が多く、次のステージ→一般雇用を目指されています。
一般就職を目指す方は、とてもまじめに働かれるので、そうではない方の意欲にもつながっています。
今、日本では障がい者と認定される枠が広がっているので、障がい者の人数は今後ますます増えていきます。
発達障害と呼ばれる方や精神的な障害をお持ちの方も障がい者という枠になっていくそうです。
就労の課題として、障がい者の方にはメンタルヘルスケアが必要となります。
しかし、能力としては健常者の方とほぼ変わらないので、労働者不足の時代に彼らのチカラに期待したですね。

今後、毎田さんは昼食例会を中心に参加し、会社の体制が落ち着いたら本格的に参加してくださいます。
皆様どうぞよろしくお願いします。
(南支部 森田陽介)
2023.4.27 白杉陽子さん入会!
4月27日、白杉陽子さん(株式会社Jフリード 代表取締役)が入会されました。「J フリード」の意味はENJOY(エンジョイ)とFREEDOM(フリーダム)を掛け合わせた造語だそうです!

株式会社Jフリードは訪問介護・放課後等デイサービスをメインに西京区の桂、滋賀県大津市に事業所を構えておられます。最近では、ピクルスを中心に加工食品の開発と販売をされ、今後は農業をはじめとした『食』に関する分野を追求し、さまざまな食材・食品をお届けしたいと考えておられるそうです。

白杉さんは2018年に起業される以前にも、お母様の会社で福祉関係の仕事に従事されており、この仕事を通して「利用者の生活を絶対守る」と強い想いをお持ちです。また、SI委員会、女性部会、青年部会にも興味をお持ちとのことで、今後の同友会での活躍にも期待ですね!
(南支部 原田淳史)
2023.4.26 南支部4月度例会
日時:2023年4月26日18時30分~21時
場所:経済センター
報告テーマ:「会社の成長と共にもたらす、周りの変化と対応」~藤田流パーソナルスペースの掴み方~
報告者:株式会社アイネット保険総合 専務取締役 藤田正広さん

4月度南支部例会は、藤田さんに報告を頂きました。
私は藤田さんと同じ大学出身ですが、同友会にて知り合いました。気さくで楽しく、大学時代によくいた面白い先輩という印象です。ただ、学生時代のままのキャラクターでは、社会を渡っていけるはずはないので、裏では相当な努力と苦労や勉強をされている事は容易に想像できました。
普段は真面目な面や努力を見せずに、みんなを盛り上げる【おもろい兄さん】の秘密に迫れるとワクワクしながら、例会に参加しました。会場では南支部だけでなく、他支部の方、ゲストの方が大勢押し寄せ80名を超える人々が凄い熱気で例会開始を、今か今かと待っておられました。
いざ報告が始まるとパワーワードの連発!しかし、面白いだけではなく「基本に忠実に仕事を楽しむ事が大事」との想いが散りばめられていました。「運の良さとセンスでここまで会社を経営続けてきた。しかし、チャンスは人々の前に平等に流れており、それをチャンスと気付くのか気付かないのか、そのチャンスを掴むのか掴まないのか、自分はそのチャンスを掴むセンスを持っている。だから出会う人々に恵まれている」と、藤田さんはおっしゃいます。

そんな藤田さんも若い頃は痛い目にあったことがありました。
その時、先輩社長さんから『1歩踏み出し、引き金を引いた事は偉大な事である。誰でもターゲットを狙うとこまでは出来る、しかし狙えば狙うほど引き金を引けなくなる。』とのアドバイスをもらい、失敗を深く考えすぎずにチャレンジする事の大切さを学んだそうです。
また、自身がプレイヤーとして仕事の成果を上げるか、従業員を雇うかで悩んでいた際に同友会に出会った事は運が良かった。その時の悩みを解決するためにさまざまなアドバイスをもらい、会社だけでなく自分も日々大きく変化することで今の自分があり、真剣に考える事が今の会社に繋がっているともおっしゃっていました。
私も自社ではプレイングマネジャーからの脱却を悩んでいるので、励みになりました。
コンプライアンスの捉え方、人を否定しない、嫌いな人はいない、人との距離感、会話はインタビュー等々、まだまだ書き足らないのですが、これ以上書くと藤田さんから「長い、長すぎるわ、もうええわ!!(笑)」とツッコまれると思うのでここでやめておきます。

これからも藤田さんが多くの人々を巻込み、みんなを盛り上げるおもろい兄さんとして、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
(南支部 田中克茂)
2023.4.19 中条寛晃さん昼食会
報告者は株式会社クーバルの中条寛晃さん。1982年生まれの41歳でご実家が甲子園球場の側にあるので阪神ファンかと思いきや、横手支部長と同じカープファンだそうです。

以前は紙商社セールス、特別養護老人ホームの職員と職歴を重ねられましたが、途中趣味のスノーボードを存分に活かして長野・北海道と山籠もり(ご本人曰く現実逃避笑)をされていた時期もありました。その後、現職である株式会社クーバルに入社され、現在は南区東寺横にて就労支援B型事業所「UTAU」の責任者をされています。

株式会社クーバルはもともと生協を中心とした物流事業から始まった会社ですが、今は物流事業とウェルネス事業、それと中条さんが所属されている社内起業の部門の3事業を柱とし、「全従業員の物心両面のしあわせの追求」という経営理念のもと、経営の安定という観点から社内起業も大いに進められています。
「UTAU」ではスイーツとデザインの2つの分野での就労支援事業を展開されています。デザイン分野ではアンテナショップをからすま京都ホテルに持たれており、スイーツ分野の看板商品と言えばそう、昔懐かしい風船に入ったアイスを彷彿とさせるフォルムのやさしいお味の「UTAUプリン」です。最近の昼食会で報告後に即売会を開催しましたが、あっという間に売り切れるほどの人気でした!

中条さんが最後に語られた「人の可能性を信じ、社会課題の解決を通じて感動を創造する。その手段として仕事でのつながりを作っていく。」我々が目指している地域の核となる経営者のヒントが大いに詰まった楽しくも大変刺激的な昼食会でした。
(南支部 出野哲也)
2023.4.18 南支部総会及び東南三支部合同交流会開催!
2023年4月18日17時30分~都ホテル京都八条にて2022年度南支部総会が開催されました。
2022年度の正副支部長及び会計より2022年度支部活動報告と会計報告、支部役員選出委員会から2023年度役員の選出、新年度正副支部長及び会計より支部方針、各部からの活動方針と予算の報告があり、すべての議案が承認されました。

若手とベテランの融合による「学びあう」最強の支部へ!
今年、南支部は50周年を迎える大きな節目の年となります。
みんなで力をあわせ、南支部は最強の支部になります!!
総会後は東南の南・伏見・山科支部合同の懇親会が3年ぶりに開催されました。
そういえば総会後の懇親会はこれが当たり前だったのだなとしみじみ思いました。
(南支部支部長 横手はゆか)


終了した例会・イベント一覧
終了した支部例会・イベントを見るにはこちらをクリック 南支部の活動はfacebookでもご覧いただけます https://www.facebook.com/doyuminami/ 2018年に行った南支部例会を動画にしています。
南支部では動画のような経営事例報告例会を会員自らが企画・設営して毎月開催しています。 https://vimeo.com/283614983/10af225377


