南支部

有限会社京滋エルシーホーム　専務取締役　中田慎二さん

有限会社京滋エルシーホームは、物件の買取からリフォーム加工、販売までを一貫して手がける不動産事業を中心に、産廃回収事業にも携わっている企業です。特に、BtoBのリフォーム加工を強みとし、幅広い案件に対応されています。

同社は、建設業を中心に会社を支えてきた井上社長と、主に不動産分野に携わる中田さん、それぞれの専門性を生かしながら、京都を軸に事業を展開されています。

同友会入会のきっかけは、会社について吉田雅己さんと話す中で「経営を学ぶなら同友会」と勧められ、入会を決意されました。

今後の課題としては、「組織化」と語られた中田さん。
これからは経営の学びをより深めるため、「人を生かす経営」実践塾の受講も視野に入れながら、組織づくりについても学び、会社の発展につなげていきたいと考えておられます。

（事務局　栗原萌乃香）

モリカワ商事株式会社 常務取締役 木下真人さん

木下さんは、今年度8月に行った金融機関との連携事業に参加され、京信吉祥院支店のご紹介で入会いただきました。

京都市南区にあるモリカワ商事株式会社は、地域に根ざした総合エネルギー商社として70年以上の歴史を持つ会社です。燃料の販売からスタートし、時代の流れに合わせて石油製品や省エネシステムなどへと事業を広げてこられました。現在は「エネルギー事業部」と「カーライフ事業部」を中心に、ガソリンスタンドの運営や新車・中古車の販売、整備、レンタカーなど、暮らしに寄り添う幅広いサービスを展開されています。

常務取締役の木下さんは、代表を務めるお父さまから事業を引き継ぐ予定の後継者として、日々会社の未来づくりに取り組まれています。

高校卒業後、海外や保険業界などで経験を重ね、さまざまな視点を得てモリカワ商事へ。入社後は、経営の現場で実務やマネジメントを学んでこられました。現在は経営方針（指針）の大切さや、業界の厳しさの中でどう価値を生み出すかを模索されており、そんな中で同友会の事業に参加されました。「後継者としてどう繋いでいくか。実践し、実績に繋げていきたい。」と語る木下さん。これまで培われてきた信頼と絆を大切にしながら、新しい挑戦を重ね、次の世代へと“いいもの”を繋いでいこうとされています。

（事務局　栗原萌乃香）

「自己姿勢」を確立するため、来期の実践塾受講を決めておられる大橋さんは、東大阪で一級建築士事務所をされていて、設計業務の他にも注文住宅事業・Webデザイン・ホームページ制作なども手掛けておられる多才な方です。

本業の設計業務では、建売住宅の設計を主にされていましたが、やりがいは感じられず、自ら注文住宅事業をスタートさせるも伸び悩み、Webデザイン・ホームページ制作などの事業で会社を経営させておられるのですが
『このままでいいのか？　何のために会社を経営しているのか？』
とお悩みでしたので、実践塾の話をすると「つないで欲しい」と言われ８月のウエルカム同友会にお誘いし、ゲストで参加後、即入会を決められました。

即断即決、大橋さんの伸びしろを感じるスピード感でした。
そんな大橋さん、インプットは得意ですが、アウトプットは苦手という自己評価。
アウトプットモンスターの出野さんを筆頭に、たくさんの会員さんから学び、学んだことを発揮し、素晴らしい会社をつくりあげて頂きたいと思います。

ゼン・デザインワークス株式会社　一級建築士事務所　大橋　善正さん　
お酒は少量しか飲まれませんが、飲み会は大好きです。
南支部のみなさん　大橋さんを見つけたら、飲み会にお誘いしましょう。

（南支部　井上茂雄）

9月19日、15時～17時 京都経済センターにて南支部例会を開催しました。
報告者：岸下 大輔さん
報告テーマ：「持ってますか？自分の説明書」～今から考える第2の人生～

ご実家が建築会社ということもあり、新卒でマンション建設・運営の大手企業に入社された岸下さん。マンション建設の営業としてスタートするも最初は全く売れず苦戦しましたが、コツを掴み9ヶ月連続売上1位に輝きます。その甲斐あって、課長に昇進するも会社のあまりのブラックさに退職し、実家の会社に入社します。

しかし、うまくいかず、お父様との確執もあり、5年で退社、サラリーマンに戻りました。そんな時、建築の修行でお世話になった社長に誘われ出資してもらい現在の会社を設立しました。

賃貸マンションのリノベーション工事を請負う事業でオーナーと直接折衝し、賃料アップや入居率向上を提案実行し、信頼を得て9年連続黒字経営を達成します。ところがコロナで売上が75％もダウン、意欲も下降していきます。また、恩返しもできていない出資してくれた社長に申し訳ないと会社を買い取りました。

その最中、同友会に入会、と同時に実践塾に入塾します。実践塾を無事卒業しますが、指針書作成過程ではいいねと褒めてくれていた社員や仲間からピンとこないと言われてしまいます。そこで持ち前の闘志に火が付いた岸下さん。本人曰く、「ひとり実践塾」で本当にやりたいことや自己分析を深めました。気づきは、建築の知識が不足している自分、見積りや事務処理が苦手な自分、でも課題解決や人前で話すのは得意。

そして、娘さんが大学を卒業したらひと段落と考えていた自分がその後の人生を考えてなかったことに気づきます。ミッドライフクライシスと言うそうですが、改めて第2の人生を考え始めた岸下さんが出した答えは、自分と同じような子育て卒業世代が第2の人生を楽しめる家をリフォームしたいということ。建築だけでなく、不動産業もスタートし、第2の人生世代に起こる「実家をどうする」問題への解決提案など、やりたいことがてんこ盛りの岸下さんの楽しそうな姿が印象的な報告でした。

テーマの説明書は、「共感型の営業や励ます営業が得意、事務作業はどこかに丸投げしたい」

細かいことはともかく今をワクワク生きる岸下さん第2の人生を応援したくなりました。

（南支部　中山麻利子）

クラブ道(たお)は祇園の入り口に近いところにある、メインルーム、和・洋のVIPルーム2部屋を持つ広く綺麗なお店。
落ち着いた雰囲気で日々年代幅広い客層が来店。10数年来のお客さんも。

南支部の白﨑さんとオーナーママの北川さんが話される中で、是非同友会の仲間から経営を勉強してほしいと、店長の船橋さんに入会を勧め、この度ご入会されました！

船橋さんは大学時に送迎専門でお店に入っており、そこからお店の中にも入るようになり、キャストが一丸となってお客さんを喜ばせる仕事に誇りを持つようになりました。。

支部活動には船橋さんが参加していかれるとのことで、「祇園といえば道(TAO)」というお店になっていけるよう、経営の先輩方から学んでいきたいと話されていました。

（事務局　栗原萌乃香）

東山区・花見小路を抜けた場所でスーツづくりを行う口野さんは、クラシックで普遍的なデザインのスーツを、丁寧に仕立てるテーラーさんです。
（ちなみに、sartoria<サルトリア>はイタリア語で「仕立て屋さん」の意味）

こだわりは、”手縫い”とイタリアで修行された”ナポリ仕立て”のスーツづくり。
　

口野さんは、もともと大阪にて信用金庫で勤務されていましたが、「商売がしたい」「手に職をつけたい」という思いから服飾の専門学校へ進学。
2年間手縫いの技術を学んだ後、ベトナム・ホーチミンで3年、さらにイタリア・ナポリの有名店で4年間修行し、本場のスーツづくりを習得。
帰国後、コロナ禍に独立。現在の場所に工房を構えられました。
現在は開業から3年目を迎え、パートスタッフも迎え体制を整えつつあります。

今後は、生産体制を整えながら、受注とともに生産数を増やしていくこと、そして減りつつある手縫いの担い手の確保が課題だと、口野さん。
同友会での繋がりや学びから、「手縫い」をキーワードにヒントを見つけていきたいと語ってくださいました！

（事務局　栗原萌乃香）

幸せスイーツシエンヌ橋本幸知さんに6月2日入会いただきました。

～スイーツ界の超エンターテイメント～
～スイーツ界のディズニーランドを目指して～

橋本さんは京都山科で生まれ育ち、その後は持ち前の行動力とフットワークの軽さから拠点を移し数々の職歴を経験、一時期は10名ほど雇用し解体屋を生業とする時もありました。
ふとした出会いから思い立ち、2023年9月に創業、開業当初は関東地区(東京•神奈川•千葉・埼玉)を中心にケーキや芋菓子を移動しながら出張販売のスタイルでスタートされました。
地元京都に戻り兵庫県、大阪、滋賀、和歌山などで展開しその後、広島県福山市で過去最高の売り上げを記録！
そして2024年6月から関西を中心に積極的に、夏祭り、マルシェ、肉フェス、花火大会などに出店したり、さらには大型商業施設(イオンタウン様)での催事出店など破竹の勢いで業績を上げられました。
同時に、自分がいつまでも現場をやっているようでは限界が決まってしまうと頭を抱えられ、そんな時に出会ったのが同友会でした。
成長意欲が強い橋本さんからはオーラがにじみ出ておりました。
今後のご活躍が楽しみです！！！

（南支部　原田淳史）

コネクト・プラス株式会社について

平成29年10月に設立され、代表と東さんの２名で事業を行っています。
事業内容は【金融商品の代理店、保険の代理店（生命保険・損害保険）、伴走型の補助金申請など】

東さん（41歳）のパーソナル情報

家族構成【妻、娘（小学校１年生）、犬】
お住まい【亀岡】
趣味【ゴルフ・麻雀】

洛南高校に入学、短髪刈上げ・かつお君の様な帽子をかぶって青春時代を過ごされました。
その後、滋賀大経済学部に進学され卒業、日本生命に就職されました。
日本生命に決めたきっかけは、就活時代の会社説明会で生命保険が人を救い、社会を支えているということに感銘を受けられたからでした。
就職して数年後にご家族がご病気にかかられて、その際にお金の面で苦労され、将来的には周りの方に同じような思いをさせたくないと！退職、自分の思いを実現できる保険代理店に転職されました。
転職後、お客様と接している中で、保険だけではなく、いろいろなお金まわりのお悩みを解決できる仕事をしていきたいと、現在の会社の代表と事業を興されました。
今は代表と東さんのお二人で会社を運営されていますが、将来は従業員を雇用し、経営者として成長するために同友会に入会されました。

⇓ここから私の感想です。

ご自身の経験からお仕事への強い思いを感じました。
わたし自身、投資というと怖いものとの先入観がありましたが、東さんの説明をおうかがいして一度詳しい話を聞いてみたいなと思いました。
これから従業員を雇用され、経営者として成長される姿が想像できる報告でした。
わたしも負けずに経営者として共に成長していきます。

（南支部　田中良典）

株式会社プロポート　みつばち引越センター
高橋三雄さんに5月31日入会いただきました。

高橋さんはみつばち引越センターの営業課長として、全体を統括管理されています。
入社の経緯は、以前大手引越し会社にお勤めの際にみつばち引越センターに手伝いに行った時、現社長から事業への思いや考え方などの熱い話をお聞きしました。
その内容が高橋さんの思いと合致、転職を決められたそうです。

みつばち引越センターさんの社員さんは大手引越し会社から転職のされた方が多く、他社よりも手際のいい業務ができるそうです。
引越しに伴う家電などの接続はサービスまで行ってくれるのはウレシイですね。

課題としては、部下の育成を挙げられておられます。
これからの高橋さんのご活躍が楽しみです。
（南支部　森田陽介）

株式会社サポートどれみ代表取締役、中村敦美さんは、「家事代行サービス」と「障害者や高齢者を主に特化した観光業」、更に「就労継続支援B型事業所としてカフェの運営」の３つの事業をされています。

就労継続支援B型事業所というのは、主に障害者の方が一般就職を目指して働く訓練をする場所で、作業の対価として工賃が支払われます。
今回の昼食会は、そのカフェで行いましたが、障害者のスタッフさんがイキイキと働いておられました。

中村さんはもともとは服飾デザインの仕事をされてましたが、結婚後、姑の介護をすることになり、退職されます。
授かった子どもに自閉症スペクトラムとダウン症があり、介護と子育てに大変苦労をされましたが、姑と子どもの介護をヘルパーさんに助けてもらい、自分を取り戻されました。
その後、自分が生活の中で苦労をされたことをヒントに事業化をされ、家事代行から観光業、就労継続支援B型事業所カフェと事業を広げておられます。
このカフェの椅子は実は車椅子なんです！車椅子の必要の無い人も車椅子に座ることで、脚の不自由な方の気持ちに寄り添うことができます。
大変すばらしいアイデアだと思いました。

楽しみながら仕事をして、社会課題に立ち向かっておられる中村さん、今後の活躍が楽しみです。

（南支部：山田正志）

終了した支部例会・イベントを見るにはこちらをクリック 南支部の活動はfacebookでもご覧いただけます https://www.facebook.com/doyuminami/ 2018年に行った南支部例会を動画にしています。

南支部では動画のような経営事例報告例会を会員自らが企画・設営して毎月開催しています。 https://vimeo.com/283614983/10af225377

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