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    平日 AM9:00 ~ PM6:00

文化厚生委員会

委員長メッセージ

私たちの委員会は、経営者としての成熟を支える基盤として「文化」に注目しています。知識と教養を深めることは、単なる個の充実にとどまらず、組織の創造力を高め、経営判断の質を向上させる力となります。
ビジネスが複雑化する現代において、経営者は市場の変化だけでなく、社会や文化の潮流を敏感に捉え、新たな価値を創出することが求められています。京都の文化に触れる屋外研修やワークショップ、体験型事業などを通じて、経営者を文化的に磨いていく文化厚生委員会は、全国でもここ京都にしかありません。これまでには元文化庁の職員さんや、日本初のアフリカ系大学長に就任された方たちをお招きして例会を催してきました。
私たちと一緒に、楽しく学んでいきましょう!

文化厚生委員長 森川 幸典

■委員会が目指す知性や文化的素養を背景としたゆとりを表現するロゴをデザインしました。今後の活動に使用いたします。

2025年度委員会役員一覧

担当 会員名 企業名 企業役職
委員長 森川 幸典 デザインオフィス・クアッドキューブ 代表者
副委員長 今村 成行 ㈱ライフプラザパートナーズ ファイナンシャルアドバイザー
副委員長 川島 芙美 ハスラボkyoto 主宰
副委員長 長崎 多加志 日吉印刷㈱ 代表取締役
副委員長 中村 亜子 亜蘭 代表
副委員長 元山 ゆたか 野口建設㈱ 執行役員企画営業部長

松竹撮影所へ見学に行ってきました!

2025年10月25日、毎年恒例の屋外研修事業として、京都の松竹撮影所へ行ってきました!

観光地として一般公開されている太秦の東映撮影所(映画村)とは異なり、非公開の撮影現場に、今回特別に入らせていただきました。

セット内は問屋や薬屋の看板、のれんをこの日に合わせて掛けていただき、時代劇の雰囲気そのまんまの空気感を味わうことができました。

大道具、小道具にまつわるリアルなお話やライティングとアングルだけで江戸から終戦直後まで、様々な町のセットに対応する工夫など詳細な説明を現地スタッフからいただき、最後は普段役者さんが召し上がられるという近所の仕出し屋さんのお弁当を食べながら、映画産業が抱える課題や展望をお話いただきました。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

(文責/森川幸典)

 

 

文化厚生委員会・今年の京都オープンは…

経営の実践報告以外の視点から報告いただくことを主眼にしている文化厚生委員会設営の京都オープン。

昨年のウスビ・サコさんにつづいて、今年は京都芸術センターの副館長で、元・京都市文化市民局芸術都市推進室の文化政策コーディネーターでもあった山本麻友美さんの登壇が決定しました。

肩書を読まれてピンと来た方、その通り!

先ごろの行政連携の機会から、実に自然な流れで山本さんの登壇が決まりました。

文化、芸術の現場を知る山本さんが、アーティストや企業と行政をつないできた経緯、そして一見文化とか芸術か、よく「わからない」という経営者に向けて、そのわからないところにこそ、学びがあるというお話をしていただきます。タイムパフォーマンスにとらわれがちなZ世代にも聞いてほしい内容です!

日時は2025年12月16日、18:30から京都経済センターです。

一般の方もお聞きいただけます。下記からお申し込みください!

京都オープン第6弾「わからないを愉しむ経営~アートがひらく感性とセンス」

(文責/ポスターデザイン 森川幸典)

文化厚生委員会初の行政連携

8月13日、京都市文化市民局の文化芸術推進室から、室長の野口穂高さんと課長の倉谷誠さんが講演にお越しになりました!

文化庁の京都移転にあわせて、なんとか行政とも連携できないかと模索していた中、一昨年の文化庁元監査役の本田さんのご講演につづき、実際に文化行政の「今」に携わる御二方にお越しいただけたことは委員会として大きな前進でした。

当日はグループセッションも行い、京都・文化・経営といったキーワードから様々な意見が交わされました。

野口さん、倉谷さん、本当にありがとうございました!

(文責/森川幸典)

ウスビ・サコさん講演決定!

2024年12月16日(月)あのウスビ・サコさんが文化厚生委員会設営のオープン例会に登壇いただきます!!

世界中を渡り歩き、日本では京都精華大学の学長を務められたほか、坂本龍一やヤマザキマリ、マツコ・デラックスといった有名人とも何度もトークセッションをされてきたサコさん。

今回は「グローバル化と中小企業」をテーマにご講演いただきます。

たまたまこのページをご覧になった一般の方も無料でご参加できます。

お申し込みはこちらから!

皆様のご参加、委員一同お待ちしております!

(森川幸典)

京都オープン第6弾「文化的視点から考えるグローバル化と中小企業」

上半期の文化厚生委員会

4月から新年度がはじまった文化厚生委員会、今期は毎回の委員会の時間をより充実させていくことを目標に、「読み合わせ」や「動画視聴研修」を行っています。

第1回はGoogleScalarで公開されている学術文書から「和食」の成り立ちとその特性を、第2回は普段の生活ではなかなか馴染みがない「能」の初歩の初歩をYoutubeを通じて学び、第3回では十文字学園女子大学さんの模擬授業講座を見ながら「日本語学」を楽しく学びました。

委員会が終わったあとは、ほんの少しものしりになっている。そんな設営を目指しています。

また来月もよろしくお願いいたします!

(森川幸典)

 

文化厚生委員会設営のボウリング大会開催!

支部・地域会を越えての懇親をはかるべく、毎年開催しているボウリング大会!

今年は河原町のラウンドワンで、2フロアを借りて行いました。

今年は支部対抗ということで、各支部から腕に覚えのあるプレイヤーが集結!結果は西京支部が二連覇となり、底力の強さを発揮された大会となりました!

次年度もどうぞご期待ください!

(森川幸典)

 

京都大学落語研究会の方々とコラボ!

芸術の秋、演芸の秋にふさわしい事業をということで、この日は京都大学落語研究会の方々にお越しいただき、伏見の御香宮・参集殿を会場に京文化を学ぶ研修会を開催しました!

前半は上方落語が京都発祥であったことを裏付ける講義、後半は実際に落語を披露いただくという二部構成で行いました。

非常に完成度の高いスライドを作っていただき、フレッシュながらも会場を笑いの渦に巻き込む軽妙な話芸で、参加者の満足度も高い事業となりました!

(森川幸典)

元文化庁監査役 本田さんによる研修会を行いました!

かねてより告知しておりました本田さんによる「地域文化創生のメソッド」と題した研修会は、大成功のうちに終了いたしました。

祇園祭の鉾が立ち並ぶなか、会場である京都経済センターに多数お集まりいただきありがとうございました。

枕草子の冒頭を例に、あの<ようよう白くなりゆく山ぎは>は一体どこの山なのか?という論争が、京都の宗教界を中心に繰り広げられているところからお話は始まりました。

それによって、ただの山が枕草子に描かれた山になって、たちまち経済的な付加価値を生むからです。

文化にはそうした、「お金になる」チカラがあることを、様々な事例から教わりました。

本田さん、本当にありがとうございました!

(森川幸典)

【事業のご案内】元文化庁の方のお話が聞けます!!

こんにちは!来る7月12日(水)に、今年京都に移転してきてますます注目度の高まっている文化庁での職歴がある本田一泰さんをお招きしての研修例会を開催します!!

うちわ片手にお囃子を聞きながら経済センターへお越しいただくもよし、冷房の効いたお部屋でZOOM参加いただくもよしです。

経営者が見過ごしがちな文化と経営の関わり、付加価値の創出の仕方、100年後も愛される京都にするために、いま我々がすべきことなど、普段の経営の実践報告とはまた違った切り口でのお話が聞けます。

再度書かせていただきます。日程は

7月12日(水)18:30~ 

ご登録はe-doyuから!皆さまのご参加をお待ちしております!!

(森川幸典)

2023.04.15 地域会対抗ボウリング大会開催!

2019年以来久しぶりに開催することができた、同友会全体を巻き込んでのボウリング大会。今年は「地域会対抗」という形で開催いたしました。

年度の初めの土曜日、しかもあいにくの雨天であったにも関わらず、会場には、遠く南部地域会の方々をはじめ事前にエントリーされた80名以上の方がお越しになりました。

ゲーム終了後は、みんな揃ってのバーベキューでした。ゲームの結果が気になって、気もそぞろという方も多かったことでしょう!

支部や地域会の垣根を越えて、会員さん同士の懇親が深まることを願って開催いたしましたが、皆様いかがでしたでしょうか?

来年度も企画いたしますので、ぜひご期待ください!

(森川幸典)

今期第1回目の委員会!!

本日2023年度の第一回委員会が、京都経済センター4Fにて開催されました。

会場とオンラインで、新登録の委員さんも多数お見えになり、今期の事業計画に関してたくさんの意見が交わされました!

直前委員長私物のマイクでオンラインの方ともスムーズなやりとりができました。設営に尽力いただいた事務局にも感謝★

来月の委員会は5月12日になります!

今回都合がつかなかったかたも、ぜひご出席ください!!

(森川幸典)

 

 

大垣書店・会長による講演を開催しました!

今や全国にその名を馳せる「大垣書店」会長である大垣氏をお招きして、講演会を開催いたしました。

100名を超える出席者の方に聞いていただいたのは、大企業ならではの経営の仕組みや競合大手との競い方、書店文化を絶やさないための地域と連携した取り組みの数々など。

多くの方に満足いただけた一日でした!

(森川幸典)

 

京ことばから学ぶ私たちの京都   ~京ことばから読み解く京都の風習~

「京ことばを学ぶ研修会」を3回シリーズにて開催。

祇園祭最中の714

京都を学ぶと言う事で京ことばについて、改めて理解を深め、今後に語り継ぐ文化として学びました。

講師は京ことばの会所属

棚橋れい子さん、金子京子さん。


江戸時代まで京言葉は高い威信を持ち、現代共通語の母体である東京方言を含め、日本各地の方言に影響を与えました。

第2回研修会は8月10日(水)、第3回研修会は9月9日(金)に開催します。
お気軽にご参加下さい。多くのご参加をお待ちしています。

2022.06.15 芸術と文化を学ぶ事業開催!

南区東九条、鴨川のほとりの住宅街に突如現れるモダンな建物があります。
本来住居しか建築できないこのエリアに、紆余曲折を経て誕生したのがこのシアターE9。地域密着の小劇場です。

当委員会では、昨年からこの小劇場の見学と、支配人で南支部所属の蔭山陽一さんにお話を伺う事業を予定していたのですが、ようやく45名の出席を以て開催することができました。

当日は、施設の見学の際に設備についてかなり詳しいお話を伺うことができました。高機能な換気システム、長時間座っても疲れないシート、PC制御可能な照明等など。シアターE9に導入されている設備はどれも大規模劇場にも引けをとらないものばかりです。そんなこだわりの詰まった劇場で、実際に演者と観客という立ち位置で蔭山さんの報告をお聞きしました。険しい道のりだった資金調達のことや、開館直後から企画してきた地域ありきのイベントの数々には、芸術や文化の価値創造という強い思いが背景にあると感じました。

これからは、周辺の空き地を活用して、芸術や経済をも巻き込める公園の運営に思いを馳せておられる蔭山さん。「地域」という言葉が真っ先に出てくる同友会の理念に深く共感しているという言葉が印象的でした。

(文 森川幸典)