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例会・イベント情報(終了)

  • 05月
  • 18
  • 2019

伏見支部 例会「自然と歴史のまち深草を歩く!」

~まちが「ひと」を育む成熟のまちづくりを考える~

伏見
伏見

今年のフィールドワークは伏見区深草地域を考えます。伊藤若冲が晩年を過ごした伏見深草を歩きます。
江戸期において錦市場で青物問屋を経営し、絵師としても数々の名作を世に送り出した伊藤若冲。若冲晩年の想いを感じながら、石峰寺や古刹を巡ります。また、歴史街道としても重要な大岩街道周辺は、環境問題で注視すべきエリアであり、深草再生について考えます。
他支部会員様、ゲスト企業家様も是非ご参加をお待ちして居ります。

日時 2019年5月18日(土)13:30〜16:30
集合場所 京阪伏見稲荷駅前
集合場所住所 京都市伏見区深草一坪町33番地
当日連絡先 090-6560-6828(地域企業推進チーム、副支部長:大濵育恵)
参加費 無料
主催 伏見支部 地域企業推進チーム
締切 例会の前日までにedoyuで登録してください。
締切後のキャンセルは事務局までご連絡ください。
懇親会 有(是非、ご参加下さい)
パンフレット
備考 *当日は、歩きやすい格好でご参加下さい。
 
*前日18時の時点で、当日12-18時の降水確率が50%以上の場合(気象庁発表)、【まちあるき】のみ中止します。その場合は、当日15時30分より深草支所にて、トーク&ディスカッションと懇親会は、決行いたします。

*参加申し込みされた方には、メールにて【まちあるき】のみの中止と町家トーク&ディスカッションの開催お知らせメールをe-doyuより送ります。

*当日雨天の場合は、9時の時点で【まちあるき】の判断を行い、お知らせメールをe-doyuより送ります。メールが届かない、若しくは分からないという方は、大濵の連絡先に直接連絡、ご確認下さい。
参加者まとめ 『自然と歴史のまち 深草を歩く』

フィールドワークの意義と目標
自治体施策を踏まえ、中小企業家同友会が全国的に展開する『中小企業憲章』『中小企業地域振興基本条例』制定運動の流れに沿って、伏見における地域循環型経済の確立を考えます。
そして、伏見の地域循環型経済と人々の地域の暮らしの向上を目指すうえで、地域の足元の歴史・文化・自然・環境の実相を知り、掘り起し、学び、調査研究をします。中小企業家と大学、行政、地域住民と連携連帯する、そのプロセスが重要です。

 − 13:00 京阪伏見稲荷駅前集合(参加者25名・学生2名 計27名)
 − 13:00~13:30 挨拶・説明
 − 13:45~14:25 石峰寺 住職の講話と拝観
 − 14:25~15:00 宝塔寺 眞宗院 龍谷大町家キャンパス見学
 − 15:30~16:30 伏見区役所深草総合庁舎
   『大岩地域の歴史と課題』 京都市文化市民局地域自治推進室
    まちづくりアドバイザー 白水育世 氏
   『大学と地域連携』 龍谷大学政策学部 井上芳恵 准教授 
 - 17:30~懇親会

石峰寺・宝塔寺・眞宗院
黄檗山万福寺を本山とする黄檗寺院。宝永年間(1704~1711)に建立。本尊薬師如来(昭和54年焼失)、その後釈迦如来寛政年間画家、伊藤若冲が五百羅漢作成。当時、千体以上、現在四百数十の五百羅漢があり、伊藤若冲の墓がある。(石峰寺HPより)

 

  

 

 

 

伏見稲荷大社から稲荷山の方へ行くと石峰寺に到着。この辺りまで来ると、観光客の姿もほぼ無く、階段を上っていくと眼下に深草の街並みが見えます。ご住職のお話を聞きつつ、本寺には伊藤若冲の絵画が保管されています。年2回の公開をされているようで、必見の価値ありです。五百羅漢のある敷地もきれいに手入れがなされ、伊藤若冲の思いが伝わってきます。石峰寺を後にし、宝塔寺・眞宗院を経て、龍谷大学町家キャンパスへ。

龍谷大町家キャンパス見学
この龍谷大学町家キャンパスは敷地面積も大きく、龍谷大学が借りるまでは、店舗や住居で募集されていたとのこと。借り手がなかなか見つからず、所有者・地域・行政・大学が連携して現在の龍谷大学町家キャンパスとして使用されています。建物の中もきれいに改装がなされ、様々な用途で使用されています。今はほとんど見られなくなったおくどさんもあり、京町家の良さが伝わってきます。また現地にて龍谷大学政策学部の井上准教授が合流され、町家キャンパスについての説明をいただきました。

 

伏見区役所深草総合庁舎にて
場所を深草総合庁舎に移し、京都市文化市民局地域自治推進室まちづくりアドバイザー白水育世氏と先ほどの龍谷大町家キャンパス見学で説明をしていただいた井上准教授に講義をしていただきました。

『大岩地域の歴史と課題』 白水 まちづくりアドバイザー
大岩街道周辺でのまちづくりの取組では、かつて大規模な野外焼却や違法開発が行われてきた大岩街道周辺地域について、周辺の自然と調和した良好な環境づくりを実現するため、地域の将来像や推進方策等を明らかにし、地域内の関係者が主体となった「まちづくり」を進めています。この地域の現状は違反建築物が約200件もあり、住宅・事業場・資材置場が乱雑に立地しており、その象徴のような存在として産業廃棄物で積み上げられた岡田山が存在します。これら大岩街道地域を3つのエリアに分けて、行政と地域が連携して地区計画に取り組んでいます。何十年も前からとはいえ、このような状況にまでなったことに一市民として大変な憤りを感じました。

『大学と地域連携』 龍谷大学政策学部 井上准教授
龍谷大学政策学部の井上ゼミでは、都市計画、まちづくりを専門として、地域に住み、学び、働く、生活者の視点から地域活性化や地域コミュニティの可能性について調査・研究・実践的活動を行っておられます。ゼミでは学生が主体的に商店街や小学校、行政など地域の様々な団体と調整を図りながら、自分達の企画を展開しており、そのプロセスで信頼関係を築きながら、コミュニケーション力を高め、共に持続可能な地域への一歩を歩んでいます。参加している学生も4回生が14名、3回生が18名になるようです。このように地域・行政・大学との地域連携を通して、私達、中小企業家も一体になって活動していくことによって、コミュニティの中で人間関係や商機が生まれてくるものと思います。


最後に・・・普段接することない伏見深草の歴史やそこで取り組まれていることをこうして接することにより、より身近に伏見を感じることが出来ました。歩くことによって深草の中でもあちこちに寺があり、その周りに住んでいる人々がおり、そこでは町ぐるみでコミュニティの創造が行われるとともに、岡田山にみられるような負の歴史も垣間見ることができたのは、大きな財産になりました。机上で知ることと足を運んで経験することはやはり全くの別物であり、自分の目で見、体を運んで得るものの大切さを実感できた例会でした。また、このフィールドワークにご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

懇親会(和いけやん)
小室前々支部長の挨拶を頂戴し、乾杯のあと、懇親会(和いけやん)参加の方々と暫しの交友。時間が経つのは早いもので、盛り上がった懇親会も終了。長い1日にはなりましたが、得たものは大きかったと思います。